パリ五輪男子マラソン代表の赤崎暁選手は熊本市にある私立・開新高校出身です。
開新高校がどういった特徴を持つ学校なのか、高校時代のエピソードと共に紹介してゆきます!
また赤崎暁選手のwikiプロフィール・学歴(大津小学校、大津中学校、拓殖大学)についても、学校の基本情報や各時代のエピソードも記事にまとめました。
赤崎選手がオリンピアンに育つまでにはどういった環境で学ばれたのか?学生時代について深堀りしてゆきます!
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赤崎暁のwikiプロフィール!高校は開新高等学校
【赤崎暁選手のプロフィール】
引用:Greenfield
- 名前:赤崎 暁(あかさき あきら)
- 生年月日:1998年1月21日
- 年齢:26歳(2024年7月現在)
- 星座:みずがめ座
- 血液型:A型
- 身長:170cm
- 体重:53kg
- 出身:熊本県菊池郡大津町
- 最終学歴:拓殖大学商学部経営学科
- 所属:九電工
- 趣味:美味しいスイーツ店探し
赤崎暁選手は開新高等学校(かいしんこうとうがっこう)を卒業されています。
【開新高等学校】 偏差値:37-41
引用:みんなの高校情報
所在地:熊本県熊本市中央区大江6丁目1番33号
最寄り駅:JR豊肥本線「水前寺」駅より徒歩約7分
【開新高校の特徴】
開新高校は「学校法人開新学園」が運営している私立高校です。
学科は工業科(自動車科、機械科、電気情報科、土木建築科)、普通科、総合学科と幅広く設けられており、生徒の進路に合わせて専門的に学べるカリキュラムが用意されています。
元々男子校でしたが、2004年より男女共学になりました。
部活動も盛んで、特に駅伝部・ボクシング部・卓球部の活躍が目覚ましいです。
私立高校だけあって校舎が綺麗との声が多く、毎年「阿蘇登山競走」が開催されるなどリクリエーションも充実しています。
【開新高校の卒業生】
- コロッケ(芸人)
- 大庭長人(プロゴルファー)
- 谷宏明(元プロ野球選手)
- 田尻茂敏(元野球選手)
- 迫丸金次郎(元野球選手)
それでは赤崎選手の高校時代のエピソードをお伝えしてゆきますね!
開新高校入学の理由は木村龍聖監督からのスカウト
赤崎選手が開新高校に入学した理由は、中学3年生の時にバレー部から借りだされて出場した駅伝の走りを見ていた木村龍聖監督(開新高校男子駅伝部)のスカウトを受けた為です。
引用:TBS NEWS DIG
赤崎選手は6区のアンカーで走り、チームの順位は26校中18位、個人では区間16位というお世辞にも目立った結果は出せませんでしたが、木村監督は他の生徒にはない「走りのセンス」を感じて、自分のいる高校で陸上をするよう説得し始めました。
赤﨑選手の県中学駅伝での走りを見たが、本当にバネがあり、ケニア人のような走りをするセンスのいい走りをしていたので、勧誘して開新高校に来てもらった。ものすごく勝気な性格。負けず嫌いなところもあるし、非常に勝負事には適性があるのではないか
引用:くまもと県民テレビ
この木村監督の「プロの見抜き」がなければ、赤崎選手は陸上の世界に入っている可能性は低く、今となっては大恩人といえるでしょう。
この時点で赤崎さんはまだバレー部員ですからね笑
のびしろしかない!!
男子駅伝部で本格的に陸上をはじめるも成長痛に悩まされる
赤崎選手は開新高校で本格的に陸上人生をスタートさせました。
ですが、赤崎さんはひざの成長痛に苦しめられる事になり、本来の練習にしっかり取り組むことができたのは高校2年の冬でした。
高校入学時、同学年の生徒に比べて低身長だった赤崎さん。そこから現在の170cm 近くまで伸びたとすると、かなり症状が出ておられたのかもしれません。
それにしても、この頃の赤崎選手はもどかしかったでしょうね。監督に期待されて入部だけに、約2年間の大ブレーキは普通の人なら腐ってしまいそう。
高校3年生で才能が開花!熊本代表として全国大会デビュー
満足のゆく練習が中々できなかった赤崎さんに転機が訪れたのは高校3年生になってからです。
高3になった赤崎選手は2015年5月31日「高校総体熊本県予選5000mの部」で5位に入り、「南九州大会」まで進むことが出来ました。
2015年11月21日に行われた「熊本市中距離選手権大会5000mの部」では、陸上の名門「九州学院」の選手が名を連ねる中、赤崎選手は見事3位入賞を果たされています。
2015年10月31日「熊本県高校駅伝」に出場されている、高校3年生の赤崎選手のお姿はこちら ↓
引用:X
この大会では1区を走られ、区間5位でたすきを繋がれています。
さらに2016年1月24日に行われた「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」では熊本県代表メンバーに選出され、4区を担当し区間10位の結果でした。
こうしてみると、高校3年生からの赤崎選手のまくり方半端ない!!って感じます。
いつか開花すると信じていた木村監督も嬉しかったでしょうね!
赤崎暁の学歴と学生時代のエピソードも合わせて解説!
それでは赤崎暁選手の学歴(大津小学校・大津中学校・開新高校・拓殖大学)と各時代の学生エピソードをご紹介してゆきますね!
赤崎暁選手は大津小学校出身
赤崎暁さんは大津町立大津小学校(おおづちょうりつ おおづしょうがっこう)を卒業されています。
【大津町立大津小学校】
引用:ホームメイト
所在地:熊本県菊池郡大津町引水210
最寄り駅:JR豊肥本線「肥後大津駅」より徒歩16分
【大津小学校の特徴】
大津小学校は自然豊かな環境の中にあり、阿蘇山を見渡す事が出来ます。
運動場が広く、校内で飼われているヤギは生徒たちに大人気なようです。
「大津っ子」と呼ばれる地元の子供たちの育成に熱心な学校で、「かしこく・清く正しく・たくましく」を校訓としています。
実際、保護者からも「生徒に寄り添った対応をしてくれる先生が多い」との評判があります。
【大津小学校の卒業生】
- 畑本時央(元サッカー選手)
- 真風涼帆(元宝塚歌劇団トップスター)
- 古賀紗理那(バレーボール選手)
【赤崎暁選手の小学校時代エピソード】
赤崎選手は子供の頃、体が弱く風邪ばかりひいておられましたが、心配したご両親がスポーツで体を鍛えることを提案し、徐々に元気な身体になっていかれたようです。
小学2年生の時、お兄さんが中学のバレーボール部で活躍してるのを見て「自分もやりたい」とバレーを始めます。
その後、中学3年生まで続けられたというのですから、バレーボール歴は8年と結構なキャリアですね!
お母様も若い頃からバレーボールをされており、お兄さんを含めこの頃の赤崎家は「バレー熱」が高かったと思われます!
赤崎暁選手は大津中学校出身
赤崎暁選手は大津町立大津中学校(おおづちょうりつ おおづちゅうがっこう)を卒業されています。
【大津町立大津中学校】
引用:Wikipedia
所在地:熊本県菊池郡大津町大津1270
最寄り駅:JR豊肥本線「肥後大津駅」より徒歩約6分です。
【大津中学校の特徴】
大津中学校は生徒数が約450人と、この地域ではマンモス校にあたります。敷地が広く、グラウンド・テニスコート・体育館・プールといった施設も充実しています。
部活動が盛んで、全国大会出場の横断幕が正門前に飾られることもよくあるとの事。特にサッカー部は県内屈指の強豪校であり、プロサッカー選手を多く輩出しています。吹奏楽部も有名です。
大津中学校には「大中ブランド」といって「傾聴・挨拶・掃除・時間」を大切にするという教育方針があります。
【大津中学校の卒業生】
- 黒木恭平(サッカー選手・双子の兄)
- 黒木晃平(サッカー選手・双子の弟)
- 武田洋平(サッカー選手)
- 畑本時央(サッカー選手)
- 古賀紗理那(バレーボール選手)
【赤崎暁選手の中学校時代エピソード】
赤崎さんは中学時代バレー部に所属していました。今回パリ五輪女子バレーボール日本代表として出場される古賀紗理那選手は1学年上の先輩で、赤崎さんとは2年間同じ体育館で練習してきました。
古賀さんは同じ大津小学校出身でもあるので、赤崎さんとはご実家も近くだと思われますが、赤崎選手は「ご挨拶程度しか話したことはない」とおっしゃっており、「高校になっても目覚ましいバレーの活躍をされていた古賀先輩の事をいつも凄いと思って見ていた」とも語っておられます。
それにしても、当時のバレー部員の方達はお二人のご活躍に驚いておられるでしょうね!赤崎さんは陸上に変更されましたが、同じ空間に「未来のオリンピアン」が2人もいたなんて!!
大津中学校としてもお二人の事は学校を上げて応援されているようで、こんな横断幕も飾っておられます ↓
引用:大津中学校
赤崎暁選手は開新高校出身
赤崎暁選手は開新高等学校出身です。
高校時代については先ほど詳しくお伝えしたとおりです。
開新高校としても赤崎さんのオリンピック出場は「学校の誇り」とおっしゃっており、学校のサイト・トップページは次のように表示されています ↓
引用:開新高校
赤崎暁選手は拓殖大学商学部経済学科出身
赤崎暁選手は拓殖大学商学部経済学科を卒業されています。
【拓殖大学商学部経済学科】 偏差値:50
引用:大学ポートレート
所在地:東京都文京区小日向3丁目4−14
最寄り駅:東京メトロ 丸ノ内線「茗荷谷駅」下車 徒歩3分
【拓殖大学の特徴】
拓殖大学は「商学部」「政経学部」「外国語学部」「工学部」「国際学部」が設置されています。文京キャンパスと八王子国際キャンパスがありますが、赤崎さんが在籍された「商学部」は文京キャンパスが学び舎となっています。
大学には留学生も多く、赤崎さんが所属していた陸上部にも留学生ランナーが在籍されていました。
【拓殖大学の卒業生】
- 綾小路きみまろ(漫談師)
- 渡辺裕之(俳優)
- 流れ星・ちゅうえい(芸人)
- 鈴木宗男(政治家)
- 須藤元気(元格闘家・政治家)
【赤崎暁選手の大学時代エピソード】
拓殖大学へ入学されたのは、高校時代に赤崎さんの素質を見抜いた岡田正裕監督にスカウトされた為です。拓殖大学は箱根駅伝に何度も出場している名門で、赤崎選手も1年生から4年連続メンバーに選ばれ、出場されました。
引用:Sportiva
赤崎選手の箱根駅伝の結果は次のとおりです ↓
区間 | タイム | 区間順位 | チーム順位 | |
2017年 | 10区 | 1.13.05 | 12位 | 14位 |
2018年 | 3区 | 1.04.08 | 10位 | 8位 |
2019年 | 1区 | 1.04.26 | 18位 | 9位 |
2020年 | 3区 | 1.02.53 | 9位 | 13位 |
「箱根駅伝では決してスターにはなれなかったけど、その悔しさをバネに練習に打ち込んだ事がオリンピックに繋がった」とおっしゃる赤崎選手。
大学卒業から4年後、五輪の切符を掴まれたのは本当凄い事ですね!
4年生の時には主将としてチームを牽引されました。
こちらは最後の箱根駅伝に向けて「チームを引っ張る走りをしたい」と抱負を語っている赤崎選手 ↓
引用:拓大チャンネル
今回は赤崎暁選手が卒業された開新高校や、学歴(大津小学校・大津中学校・拓殖大学)について、学生時代エピソードと共に紹介しました。
同じ学校を卒業された方や、現役の在校生の方も赤崎選手に注目されているでしょうね!
これからも赤崎暁選手のご活躍を楽しみに拝見させて頂きます!!
追記:赤崎選手6位入賞!!立派な走り、見事でした。感動をありがとうございます!
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