2022年12月18日、M-1の大会冒頭にて審査員の博多大吉さんが「一言だけいいですか。太田さんのせいですよ!」と発言し、一瞬ネットがざわつきました。
「爆笑問題の太田さんがM-1審査員を断ったという意味?」「大吉さんは代わりに引き受けたっていうこと?」などなど、疑問に思われた方も多かったでしょう。
そこで今回は、大吉さんのこの発言の意味について調べてみました。
よかったら、お付き合い下さいませ!
博多大吉さんの「太田さんのせいですよ!」発言
発言を整理してみると、
「こんなカムバックってあるんですか」
「何で僕なんですか」
「一言だけいいですか。太田さんのせいですよ!」
という事ですね。
年末の風物詩ともいえるM-1は、日本中が注目してるといっても過言ではなく、そんな中ぶち込んできた大吉先生、さすがです。
でも、この発言は確実にもやもやする人を生むことになります。
当初は大吉先生じゃなく太田に審査員のオファーきてたんか?
— スロウス (@menndokuse) December 18, 2022
まさか太田さん審査員候補だったけど断られて大吉先生になった…てコト⁉️ #M1グランプリ
— 桐野 (@metchaeyan) December 18, 2022
大吉先生の言う太田さんのせいってなんやろ?w
— いわちょ (@Iwacho13) December 18, 2022
松本のM-1審査委員オファーに太田光が断った?大吉発言の元ネタ
この大吉さんの「太田さんのせい」発言の元ネタとは、9月に放送された「FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典」にさかのほります。
その番組にゲスト出演した爆笑問題の太田さんに対し、松本さんがM-1の審査員について公開オファーしたものの、太田さんがやんわりと断ったシーンがありました。
松本「太田に聞きたいことある。M-1の審査員やらへんの?」
太田「審査員なんてできない。絶対我慢できない。今みたいにボケちゃって。1点とか入れちゃうから」
ですので、みんなが思っているような
といったわけでわなく、
今やM-1の顔とも言える松本さんの発言に対して、太田さんが興味を示すようなことがあれば、断然現実味を帯びる可能性もあったと思います。
そしてこの松本さんの発言もアシストしてか、この時期あたりから「今年のM-1審査員、太田光あるかも!?」という「太田光待望論」が一部のM-1ファンから噴出し、実際に発表された12月11日寸前までその火種はくすぶりつづける事に。
12月9日に行われた「タイタン」の事務所ライブにて、ファイナリストである「キュウ」、「ウエストランド」に対し、太田さんが激励ボケををするも、2組から「足を引っ張らないでくださいよ」的なツッコミが入ったことで、深読みするファンからは「やっぱり太田光、審査員あるぞ説」が持ち上がりました。
博多大吉さんの立場に立ってみると、
- 12月11日までは自分が審査員であることは絶対秘密
- 世間では「太田光審査員」説で大盛り上がり
となると、本番で一言モノ申したい気持ちになってもおかしくありません。
実際には「太田さんのせい」ではないんですが、この一連の騒動について、大吉さんの心の叫びが表現されたのではないでしょうか。
爆笑問題・太田光がM-1の審査員を絶対断る理由とは
実は太田さんとくりーむしちゅー上田さんが共同で運営しているYouTubeチャンネル【太田上田】の中で、太田さんがお笑いの審査員について語っている場面があります↓
言われている事をまとめると、
- 新人の頃、沢山のお笑いコンテストに行かされた際、審査員にアレコレ批判されるのが本当に嫌で、いつも審査員とけんかになっていた。
- 自分が売れてからも、絶対に審査員だけはやらないと、当時所属していた太田プロにも断言していた。
- 現在も若手芸人に対して、ネタについて「ここをこうしたほうがいい」等のアドバイスはいっさい言わないと決めている。
松本さんにM-1審査員について話を振られた時より、長年交流がある上田さんとのYouTubeの方が、リラックスされているのもあり、より太田さんのお笑いに対するポリシーが垣間見える会話ですよね。
「今年のM-1の審査員を断った」というより、そもそも「どのお笑い大会の審査員も絶対やらない」が正解なようです。
2022年のM-1はオール巨人枠、上沼恵美子枠といったレジェンド席が二つも空いてしまって、主催者側も「いったい誰にたのむ??」と頭を悩まされた事でしょう。
2度のM-1審査員経験もある、安定感抜群な大吉さんを選択された事はまさにグッジョブでしたよね!
登場時、蒼白ぎみの大吉さんでしたが、本番は的確なコメントで見事に審査員をこなしておられました。
しかも、「ウエストランド」優勝って!!
今思えば、大吉さんの冒頭発言は「タイタンからの優勝者の予言」にも思えてきました。
もう「誰が出場して優勝するか?」だけではなく、「誰が審査するのか?」までも話題沸騰になるM-1グランプリ。
早くも、来年が楽しみです♪
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